音のライブ「混沌の首+Erehwon」、「シ、ミ、ル共振(トモブレ)~ipyrima~」が行われました
3月20日(金)、「THE LIBRARY in KYOTO」のイベントとして、「混沌の首+Erehwon」(石川雷太、羅入、神林和雄、北野美月、山本紗由)、「シ、ミ、ル共振(トモブレ)~ipyrima~」(菊井崇史、川戸郷史、山田有浩)の2つのグループによる音のライブが行われました。
まず登場したのはErehwon。福島第一原発事故をモチーフにした映像が洪水のように猛スピードで移り変わる中、放射能下での標準装備である白いタイベックスと顔を密閉したマスクを身に付けた二人によって、身を貫くよなノイズ音が会場に響きわたりました。


Erehwon
赤と黒を基調にした和の衣装に同じくマスクを付けて次に登場したのが混沌の首。ノイズ音の中で身体を振動させながらたたずむシーンから、2本のローソクに火をともしての瞑想のシーンへ。さらに舞踊手による激しい奉納の舞から、最後には全員による様々な鳴り物を大音響でならしての乱舞へと、濃密に切れ目なく、40分のライブが続きました。



しばしの休憩をはさみ、会場は一転して全ての照明がまばゆく灯され、「シ、ミ、ル共振(トモブレ)~ipyrima~」によるライブが始まりました。まず菊井崇史が、この展覧会のために発刊された本「シ、ミ、ル共振(トモブレ)~ipyrima~」の中からの詩の一篇を、会場をめぐりながら朗読。ここに、川戸郷史による三弦琉球民謡が加わり、詩と音楽による多重な空間がつくり上げられます。

この空間に対して山田有浩は、初めは一歩引いた距離を保ちながら、その後、ゆるやかながら徐々に、身体の動きをこの場に溶け込ませていきます。そこに他の二人が応じます。琉球民謡が次々と重ねて謡われ、菊井と山田は会場で時折交錯し、さらに3人のことばと音、身体によってギャラリーの白い空間がかすかに震え続けるような、不思議な感覚を得た40分でした。


まず登場したのはErehwon。福島第一原発事故をモチーフにした映像が洪水のように猛スピードで移り変わる中、放射能下での標準装備である白いタイベックスと顔を密閉したマスクを身に付けた二人によって、身を貫くよなノイズ音が会場に響きわたりました。


Erehwon
赤と黒を基調にした和の衣装に同じくマスクを付けて次に登場したのが混沌の首。ノイズ音の中で身体を振動させながらたたずむシーンから、2本のローソクに火をともしての瞑想のシーンへ。さらに舞踊手による激しい奉納の舞から、最後には全員による様々な鳴り物を大音響でならしての乱舞へと、濃密に切れ目なく、40分のライブが続きました。



しばしの休憩をはさみ、会場は一転して全ての照明がまばゆく灯され、「シ、ミ、ル共振(トモブレ)~ipyrima~」によるライブが始まりました。まず菊井崇史が、この展覧会のために発刊された本「シ、ミ、ル共振(トモブレ)~ipyrima~」の中からの詩の一篇を、会場をめぐりながら朗読。ここに、川戸郷史による三弦琉球民謡が加わり、詩と音楽による多重な空間がつくり上げられます。

この空間に対して山田有浩は、初めは一歩引いた距離を保ちながら、その後、ゆるやかながら徐々に、身体の動きをこの場に溶け込ませていきます。そこに他の二人が応じます。琉球民謡が次々と重ねて謡われ、菊井と山田は会場で時折交錯し、さらに3人のことばと音、身体によってギャラリーの白い空間がかすかに震え続けるような、不思議な感覚を得た40分でした。


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