「THE LIBRARY 2017」が開幕。オープニングトークが行われました
8月15日(火)「THE LIBRARY 2017」が開幕しました。東京はあいにく一日雨でしたが、11:30の開廊直後から、出品作家を中心に来場者が相次ぎ、人足が夕方まで途切れることがありませんでした。特に、奈良、京都、金沢をはじめ、遠方からの出品者の来場が多かったことが印象的でした。
そして閉廊後、恒例のオープニングトーク。今回は、ブックオブジェ作品を20年以上にわたって制作し、「THE LIBRARY」では最多の22回出品をしている福本浩子さん、日本で初めてのブックアートをメインに扱う美術館・うらわ美術館の設立に携わり、長年ブックアートや現代美術などの展覧会を企画してきた森田一さんをゲストに迎えて、30名を超える参加者を集めて行われました。
まずは、作品のファイルをもとに福本さんの活動紹介と、制作者側からの、書籍とブック・オブジェとの関係など、ブックアートについての考えを伺った後、森田さんからは、美術史など近代美術の中でのブックアートの位置づけやその可能性など、企画者側からみたブックアートについて、懇切丁寧な発言がありました。さらに、福本さんが今まで制作してきた作品について、最初の動機や、実際の制作方法などの話に応じて、森田さんからは美術の中での位置づけをしながら説明を加えていくという対話の中で、ブックアートとはいかなるものかという、実際jにはとても解釈の難しいテーマが徐々に説き明かされていった印象を強く感じた会となりました。
最後の観客からの質問や発言の中では、福本さんの作成についての質問などのほか、本来の制作者(著者)がいる既成の書物に手を加えて作品にすることの本質や、書籍の存在そのものが持つ意味など、トークの内容をさらに掘り下げる話も行われ、80分におよぶトークが締めくくられました。

自作について語る福本さん

自身で企画した展覧会の図録を見せながら福本さんの作品について語る森田さん

雨の中、出品者を中心に30名を超える方に参加していただきました
そして閉廊後、恒例のオープニングトーク。今回は、ブックオブジェ作品を20年以上にわたって制作し、「THE LIBRARY」では最多の22回出品をしている福本浩子さん、日本で初めてのブックアートをメインに扱う美術館・うらわ美術館の設立に携わり、長年ブックアートや現代美術などの展覧会を企画してきた森田一さんをゲストに迎えて、30名を超える参加者を集めて行われました。
まずは、作品のファイルをもとに福本さんの活動紹介と、制作者側からの、書籍とブック・オブジェとの関係など、ブックアートについての考えを伺った後、森田さんからは、美術史など近代美術の中でのブックアートの位置づけやその可能性など、企画者側からみたブックアートについて、懇切丁寧な発言がありました。さらに、福本さんが今まで制作してきた作品について、最初の動機や、実際の制作方法などの話に応じて、森田さんからは美術の中での位置づけをしながら説明を加えていくという対話の中で、ブックアートとはいかなるものかという、実際jにはとても解釈の難しいテーマが徐々に説き明かされていった印象を強く感じた会となりました。
最後の観客からの質問や発言の中では、福本さんの作成についての質問などのほか、本来の制作者(著者)がいる既成の書物に手を加えて作品にすることの本質や、書籍の存在そのものが持つ意味など、トークの内容をさらに掘り下げる話も行われ、80分におよぶトークが締めくくられました。

自作について語る福本さん

自身で企画した展覧会の図録を見せながら福本さんの作品について語る森田さん

雨の中、出品者を中心に30名を超える方に参加していただきました
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
トラックバック
http://libraryblog.blog.fc2.com/tb.php/181-e29caf96
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)