笠原由起子展ーユリの来歴ー」を見てきました
東京造形大学の帰り道、「THE LIBRARY」が開催される東京・神宮前のToki Art Spaceで開催されている笠原由起子展ーユリの来歴ー」を見てきました。笠原さんは、1980年代より陶による作品から出発したベテランの作家ですが、近年は実物の書物をもとにしたブックアートの表現に取り組まれています。
今回の個展では、徐々に開きの角度を変えてかたちが固定され、それぞれ開いたページにユリを埋め込むように一体化させた7点のブックオブジェを円弧の線上に台座を用いて並べ、端の2冊からは、小さな紙片に錆の溶剤を塗って表面を鉄化させたものが、空間に種子が飛び世界に拡散するように、壁面から天井にかけて広がっていくようなインスタレーションをメインに据えた展示が行われました。
「THE LIBRARY」ではブックオブジェも多数展示されますが、一人の作家がつくるブックアートによる空間の濃密さをひしひしと感じられる展示でした。



今回の個展では、徐々に開きの角度を変えてかたちが固定され、それぞれ開いたページにユリを埋め込むように一体化させた7点のブックオブジェを円弧の線上に台座を用いて並べ、端の2冊からは、小さな紙片に錆の溶剤を塗って表面を鉄化させたものが、空間に種子が飛び世界に拡散するように、壁面から天井にかけて広がっていくようなインスタレーションをメインに据えた展示が行われました。
「THE LIBRARY」ではブックオブジェも多数展示されますが、一人の作家がつくるブックアートによる空間の濃密さをひしひしと感じられる展示でした。



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