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THE LIBRARY

ブックアートと手づくり本の展覧会「THE LIBRARY」展の公式ブログ

2023-03

ライブ「ノドブエ 」(「ささやきかなし」による)が行われました

 8月12日(金)、今回の展覧会に木村裕さんが出品する詩集「ささやきかなし」の朗読に入澤明夫さんのオカリナ演奏が加わってのライブ「ノドブエ 」(「ささやきかなし」による)が、「THE LIBRARY 2016」の展覧会場で行われました。
 「ささやきかなし」は、48編の短い詩が連なって構成される連作詩です。その一編ごとに、大きさと音域の異なる3本のオカリナを交互に操る入澤さんの即興演奏が重なります。木村さんも、ところどころで朗読をいったん止めて、ピアニカや小さな打楽器を使っての即興演奏を行い、1時間にわたっての、静かでかつ緊張感のある、音と声が空間を満たすような濃密な時間が流れていきました。

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入澤明夫さん(左)と木村裕さん(右)

次回のライブは8月19日(金)、語りの会「声の夜」として、第一部では出品者にによるの作品朗読(オープンマイク有り)が、第二部では大阪在住のいのうええこさんによる紙芝居の上演が行われます。お誘い合わせの上、ぜひご参加ください。以下のブログも合わせてご参照下さい。http://libraryblog.blog.fc2.com/blog-entry-123.html





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コメント

オカリナは黄昏の響き。

 オカリナ聴きながらずっーと、8日に亡くなった伯父さんの事を考えてました。
 伯父さんは、真面目で物静かな少年がそのまま大人になった様な風貌で、いつもふわーっとした感じで散歩をしていました。
 息子が置いて行った白と黒の子猫を、仲が悪くてとこぼしながらも大切に育て上げ、猫達が死んだ後は玄関に水飲み場を作り、どこかのノラを通わせていました。
 棺に入った伯父さんはおろしたてのシャツを着せられ、とても端正なお姿。火葬場の前に立っていると、本当に旅に出る人を見送っている様な気持ちになります。
 オカリナの音色を耳にして目を閉じると、真っ赤な夕焼けが辺り一面に広がり、伯父さんがヨッ!と手を振って、歩いて行く姿が映し出されるのです。

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