三友周太さんの個展を見てきました
「THE LIBRARY」に何度も出品されている三友周太さんの個展が、東京・谷中霊園そばの櫻木画廊で行われました(1/10-1/22)。三友さんは、ヒトのDNAをモチーフにした作品制作や、ピンホールカメラを用いたワークショップ、制作などを行われています。今回の個展では、様々な色の紙をシュレッダーにかけて細く短い付箋のような紙片にしたものを、空間の中で全てが一筆書きでつながるイメージをつくるように壁に連ねて貼った作品、その一部として大きなロール紙に同じく紙片を連ねて壁から床まで垂らして一部ではドローイングを重ね、床の部分には多数の円形のシャーレに色ごとに分けて紙片を入れ、あたかも色相表を示すようにこれらを整然と並べた作品が合わせて展示されました。
この空間に入ると紙の存在感に圧倒され、これも「本」という存在の延長線上にあるのではないかと感じられる瞬間が何度もありました。




この空間に入ると紙の存在感に圧倒され、これも「本」という存在の延長線上にあるのではないかと感じられる瞬間が何度もありました。




笠原由起子展ーユリの来歴ー」を見てきました
東京造形大学の帰り道、「THE LIBRARY」が開催される東京・神宮前のToki Art Spaceで開催されている笠原由起子展ーユリの来歴ー」を見てきました。笠原さんは、1980年代より陶による作品から出発したベテランの作家ですが、近年は実物の書物をもとにしたブックアートの表現に取り組まれています。
今回の個展では、徐々に開きの角度を変えてかたちが固定され、それぞれ開いたページにユリを埋め込むように一体化させた7点のブックオブジェを円弧の線上に台座を用いて並べ、端の2冊からは、小さな紙片に錆の溶剤を塗って表面を鉄化させたものが、空間に種子が飛び世界に拡散するように、壁面から天井にかけて広がっていくようなインスタレーションをメインに据えた展示が行われました。
「THE LIBRARY」ではブックオブジェも多数展示されますが、一人の作家がつくるブックアートによる空間の濃密さをひしひしと感じられる展示でした。



今回の個展では、徐々に開きの角度を変えてかたちが固定され、それぞれ開いたページにユリを埋め込むように一体化させた7点のブックオブジェを円弧の線上に台座を用いて並べ、端の2冊からは、小さな紙片に錆の溶剤を塗って表面を鉄化させたものが、空間に種子が飛び世界に拡散するように、壁面から天井にかけて広がっていくようなインスタレーションをメインに据えた展示が行われました。
「THE LIBRARY」ではブックオブジェも多数展示されますが、一人の作家がつくるブックアートによる空間の濃密さをひしひしと感じられる展示でした。



「THE LIBRARY 2017」の参加者募集が始まりました
久しぶりの情報アップとなります。
東京・神宮前のToki Art Space にて、8 月15日 (火)〜8 月26日(土)に開催される「THE LIBRARY 2017」の参加者を募集が始まりました。本の作品を制作している方、ご興味のある方は、ぜひ参加をご検討ください。
参加の要項は、公式サイトの以下のページでご覧になれます。
http://www.ab.auone-net.jp/~library/library2017bosyu.html
また、紙媒体の募集要項チラシもまもなく印刷が完了し、首都圏、近畿圏の各ギャラリーを中心に配布中です。以下をご参照ください。


今後は随時、当ブログにて情報を掲載していきます。どうぞご参照ください。
東京・神宮前のToki Art Space にて、8 月15日 (火)〜8 月26日(土)に開催される「THE LIBRARY 2017」の参加者を募集が始まりました。本の作品を制作している方、ご興味のある方は、ぜひ参加をご検討ください。
参加の要項は、公式サイトの以下のページでご覧になれます。
http://www.ab.auone-net.jp/~library/library2017bosyu.html
また、紙媒体の募集要項チラシもまもなく印刷が完了し、首都圏、近畿圏の各ギャラリーを中心に配布中です。以下をご参照ください。


今後は随時、当ブログにて情報を掲載していきます。どうぞご参照ください。