「出品作品を語る会」が行われました
8月9日(日)、「THE LIBRARY 2015」の「出品作品を語る会」が行われました。この日参加した出品者は、あまぬまよしこさん、天野行雄+黒木アンの天野行雄さんと黒木アンさん、伊織さん、荻原広晴さん、さのともみさん、たかしまんさん、中西晴世さん、吉田けいこさんの9名。会はまず、雑踏の人々のモノクロ写真を撮っている荻原さんに、撮影時の状況や本にする過程の工夫などを伺うことから始まりました。その後、天野さんと黒木さん、たかしまんさん、あまぬまさん、中西さん、吉田さん、伊織さん、さのさんの順で作品や制作について伺いました。その中では、作品のテーマのほか、素材の調達や加工ついても、他の出品者や観覧者から意見や質問が起こり、出品者9名のグループトークというかたちで進められたイベントは、1時間以上にわたって盛り上がりました。

荻原広晴さんに話を伺っています

天野行雄さんと黒木アンさんの作品説明

中西晴世さんの囲んでのグループトーク

伊織さんを囲んでのトーク

荻原広晴さんに話を伺っています

天野行雄さんと黒木アンさんの作品説明

中西晴世さんの囲んでのグループトーク

伊織さんを囲んでのトーク
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イヴェント「声の夜」が開催されました
8月7日(金)、「THE LIBRARY 2015」の2つ目のイヴェントとして「声の夜」が開催されました。意外なことに、詩や物語の作品が数多く出品される「THE LIBRARY 」で、朗読のイヴェントは初めてとなります。今回は、前半では出品者によるオープンマイク(飛び入り)の朗読、後半では、詩作のほか、美術作品、作曲、ピアノ演奏を行う木村裕さんによる詩と音のライブの2部構成で行われました。
前半では、怎々塚惣一郎商會さん、和泉潔さん、天野行雄+黒木アンの黒木アンさん、さのともみさん、かおりんごさん、Hiori Leia+TOMOMI.MのHiori Leiaさんの6名が順に出演されました。

怎々塚惣一郎商會さん

和泉潔さん

黒木アンさん

さのともみさん

かおりんごさん

Hiori Leiaさん
後半では木村裕さんが登場。キーボード、ギターをもとに録音された自作の曲をバックに、平仮名のみの48編の短い詩から構成された「ささやきかなし」を30分以上にわたって朗読されました。


木村裕さんによる「ささやきかなし」の朗読
前半では、怎々塚惣一郎商會さん、和泉潔さん、天野行雄+黒木アンの黒木アンさん、さのともみさん、かおりんごさん、Hiori Leia+TOMOMI.MのHiori Leiaさんの6名が順に出演されました。

怎々塚惣一郎商會さん

和泉潔さん

黒木アンさん

さのともみさん

かおりんごさん

Hiori Leiaさん
後半では木村裕さんが登場。キーボード、ギターをもとに録音された自作の曲をバックに、平仮名のみの48編の短い詩から構成された「ささやきかなし」を30分以上にわたって朗読されました。


木村裕さんによる「ささやきかなし」の朗読
「THE LIBRARY 2015」が開幕しました
8月4日、「THE LIBRARY 2015」が開幕しました。開幕直後から来場者が相次ぎ、夜までに100名以上の方にご観覧いただきました。



19:30からは、製本アートのパイオニアである山崎曜さんをゲストに招いて、オープニング・トーク「手で本をつくることVol.3」が、30名近い参加者を集めて行われました。まずは、進行のART SPACEによる、「THE LIBRARAY」展の成り立ちや特徴についての説明の後、「製本アーティスト」として長年活動してきた山崎さんに、製本の世界に入ったきっかけや、工芸的な製本をマスターした後、それをもとにさまざまな造形作家との共同作業の中で「製本アート」を確立させていったことなどを伺いました。さらに話は「ブック・アート」へ。「手で本をつくる」行為をもとに、製本の伝統にとらわれないさまざまな手法を創作していった経緯が語られたほか、形態を持たない作品、本の形態からはみ出てつくられる作品を、いかなる基準によって、どこまでブック・アートとして捉えるかという話題で場が盛り上がりました。
トークはここで一段落。ここからは展示会場を歩いてめぐりながら、山崎さんにとって気にかかった作品を数点選んでのトークになりました。山崎さんが選んだのは、いずれも制作者個人の興味を突き詰めてつくられた作品や、手で描くことを痕跡とし色濃く残す作品でした。さまざまな履き物を、辞書的な意味と合わせて布素材によるページで表した飯塚匡子さんの作品、幼いお子さんたちと行った動物園の一日を、それぞれが描いた絵やコラージュで表した安藤祐理子さんの作品。過去10年間に作者が訪れた、美術館などさまざまな場所での展覧会の感想を、小さな冊子にびっしりと鉛筆で記した山田祥照さんの作品、女の子のとても繊細でリアルな感覚を描いた絵を、何とも言えずにしっとりとした質感の本で表した榎並園子さんの作品、自分の手持ちの洋服をそれぞれの日のテーマに沿ってコーディネートさせながら、50日間毎日、出会った人々に自分の姿を写真に撮ってもらって本をつくった御手洗友紀さんの作品などが紹介されました。
再びトークに戻り、自分の表現したいものをいかにして製本によってかたちにするかというこつや具体的方法に話が及んだ後、1時間の濃厚なトークが終了しました。トークの終了後も、自分の作品制作に関する製本上の疑問点について山崎さんに尋ねる出品者の方たちの列が、会場にしばらく続きました。

トークの様子

トークの中で取り上げられた飯塚匡子さんの作品

安藤祐理子さんの作品

山田祥照さんの作品

榎並園子さんの作品

御手洗友紀さんの作品



19:30からは、製本アートのパイオニアである山崎曜さんをゲストに招いて、オープニング・トーク「手で本をつくることVol.3」が、30名近い参加者を集めて行われました。まずは、進行のART SPACEによる、「THE LIBRARAY」展の成り立ちや特徴についての説明の後、「製本アーティスト」として長年活動してきた山崎さんに、製本の世界に入ったきっかけや、工芸的な製本をマスターした後、それをもとにさまざまな造形作家との共同作業の中で「製本アート」を確立させていったことなどを伺いました。さらに話は「ブック・アート」へ。「手で本をつくる」行為をもとに、製本の伝統にとらわれないさまざまな手法を創作していった経緯が語られたほか、形態を持たない作品、本の形態からはみ出てつくられる作品を、いかなる基準によって、どこまでブック・アートとして捉えるかという話題で場が盛り上がりました。
トークはここで一段落。ここからは展示会場を歩いてめぐりながら、山崎さんにとって気にかかった作品を数点選んでのトークになりました。山崎さんが選んだのは、いずれも制作者個人の興味を突き詰めてつくられた作品や、手で描くことを痕跡とし色濃く残す作品でした。さまざまな履き物を、辞書的な意味と合わせて布素材によるページで表した飯塚匡子さんの作品、幼いお子さんたちと行った動物園の一日を、それぞれが描いた絵やコラージュで表した安藤祐理子さんの作品。過去10年間に作者が訪れた、美術館などさまざまな場所での展覧会の感想を、小さな冊子にびっしりと鉛筆で記した山田祥照さんの作品、女の子のとても繊細でリアルな感覚を描いた絵を、何とも言えずにしっとりとした質感の本で表した榎並園子さんの作品、自分の手持ちの洋服をそれぞれの日のテーマに沿ってコーディネートさせながら、50日間毎日、出会った人々に自分の姿を写真に撮ってもらって本をつくった御手洗友紀さんの作品などが紹介されました。
再びトークに戻り、自分の表現したいものをいかにして製本によってかたちにするかというこつや具体的方法に話が及んだ後、1時間の濃厚なトークが終了しました。トークの終了後も、自分の作品制作に関する製本上の疑問点について山崎さんに尋ねる出品者の方たちの列が、会場にしばらく続きました。

トークの様子

トークの中で取り上げられた飯塚匡子さんの作品

安藤祐理子さんの作品

山田祥照さんの作品

榎並園子さんの作品

御手洗友紀さんの作品
「THE LIBRARY 2015」本日いよいよ開幕です
「THE LIBRARY 2015」が本日いよいよ開幕します。一昨日は、会場のToki Art Spaceで、夕方より展示台の組み立てと直接搬入を行い、昨日は午後いっぱいをかけて直接搬入作品の記録撮影、さらに作品の展示を行いました。残念ながら終電時間切れで、展示の状況の写真を撮ることができなかったので、一昨日の棚が完成した際の画像をご覧下さい。




作品の展示状況の画像は明日朝にアップの予定です。しばらくお待ちください。
本日はこれから、ライティング、名刺やファイルの設置などを、オープンぎりぎりの11:30まで行います。
また、19:30からは山崎曜さんによるオープニングトークが行われます。ぜひご参加を!




作品の展示状況の画像は明日朝にアップの予定です。しばらくお待ちください。
本日はこれから、ライティング、名刺やファイルの設置などを、オープンぎりぎりの11:30まで行います。
また、19:30からは山崎曜さんによるオープニングトークが行われます。ぜひご参加を!