「THE LIBRARY in KYOTO」が終了しました
3月22日(日)、6日間にわたって行われた「THE LIBRARY in KYOTO」が終了しました。前日に続いて、オープン時間から閉廊まで観客は途絶えず、また、閉廊間際には大勢の出品作家も含めて大盛況となりました。
17時からは、作品の返却と平行して、多数の方にお手伝いいただき、郵送作品の梱包と発送伝票貼り、展示棚の解体と梱包。展示台設置のために壁に開いた多数のねじ釘の穴埋めおよび塗装を行いました。手伝っていただいた方たちには深く感謝いたします。



閉廊間際、来場者で埋まった会場の画像です
「THE LIBRARY」は8月4日から東京・神宮前のToki Art Spaceでの開催に向けて、準備が本格化しています。皆さん是非ご参加を!
17時からは、作品の返却と平行して、多数の方にお手伝いいただき、郵送作品の梱包と発送伝票貼り、展示棚の解体と梱包。展示台設置のために壁に開いた多数のねじ釘の穴埋めおよび塗装を行いました。手伝っていただいた方たちには深く感謝いたします。



閉廊間際、来場者で埋まった会場の画像です
「THE LIBRARY」は8月4日から東京・神宮前のToki Art Spaceでの開催に向けて、準備が本格化しています。皆さん是非ご参加を!
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「THE LIBRARY in KYOTO」出品者による懇親会が行われました。
3月21日(土)の閉廊後、「THE LIBRARY in KYOTO」の出品者による懇親会が、ギャラリーと同じビルの3階にある「シーガル」で行われました。参加者は、首都圏からの12名、名古屋からの3名など、遠方の関西まで来ていただいた方や出品者の知人も含めて、会場をぎっしりと埋める37名。それぞれが付けた出品作品の画像入り名札を見ながら、同じテーブルの中で話が弾み、会場全体は約2時間半の宴の間、終始熱気に包まれました。

懇親会の様子
さらに2次会。木屋町通りの古いビルにある、雑然としたたたずまいが妙に落ち着く「八文字屋」にて、10数名が集いました。この後さらに3次会、4次会も行われた模様です。

こちらは2次会

懇親会の様子
さらに2次会。木屋町通りの古いビルにある、雑然としたたたずまいが妙に落ち着く「八文字屋」にて、10数名が集いました。この後さらに3次会、4次会も行われた模様です。

こちらは2次会
音のライブ「混沌の首+Erehwon」、「シ、ミ、ル共振(トモブレ)~ipyrima~」が行われました
3月20日(金)、「THE LIBRARY in KYOTO」のイベントとして、「混沌の首+Erehwon」(石川雷太、羅入、神林和雄、北野美月、山本紗由)、「シ、ミ、ル共振(トモブレ)~ipyrima~」(菊井崇史、川戸郷史、山田有浩)の2つのグループによる音のライブが行われました。
まず登場したのはErehwon。福島第一原発事故をモチーフにした映像が洪水のように猛スピードで移り変わる中、放射能下での標準装備である白いタイベックスと顔を密閉したマスクを身に付けた二人によって、身を貫くよなノイズ音が会場に響きわたりました。


Erehwon
赤と黒を基調にした和の衣装に同じくマスクを付けて次に登場したのが混沌の首。ノイズ音の中で身体を振動させながらたたずむシーンから、2本のローソクに火をともしての瞑想のシーンへ。さらに舞踊手による激しい奉納の舞から、最後には全員による様々な鳴り物を大音響でならしての乱舞へと、濃密に切れ目なく、40分のライブが続きました。



しばしの休憩をはさみ、会場は一転して全ての照明がまばゆく灯され、「シ、ミ、ル共振(トモブレ)~ipyrima~」によるライブが始まりました。まず菊井崇史が、この展覧会のために発刊された本「シ、ミ、ル共振(トモブレ)~ipyrima~」の中からの詩の一篇を、会場をめぐりながら朗読。ここに、川戸郷史による三弦琉球民謡が加わり、詩と音楽による多重な空間がつくり上げられます。

この空間に対して山田有浩は、初めは一歩引いた距離を保ちながら、その後、ゆるやかながら徐々に、身体の動きをこの場に溶け込ませていきます。そこに他の二人が応じます。琉球民謡が次々と重ねて謡われ、菊井と山田は会場で時折交錯し、さらに3人のことばと音、身体によってギャラリーの白い空間がかすかに震え続けるような、不思議な感覚を得た40分でした。


まず登場したのはErehwon。福島第一原発事故をモチーフにした映像が洪水のように猛スピードで移り変わる中、放射能下での標準装備である白いタイベックスと顔を密閉したマスクを身に付けた二人によって、身を貫くよなノイズ音が会場に響きわたりました。


Erehwon
赤と黒を基調にした和の衣装に同じくマスクを付けて次に登場したのが混沌の首。ノイズ音の中で身体を振動させながらたたずむシーンから、2本のローソクに火をともしての瞑想のシーンへ。さらに舞踊手による激しい奉納の舞から、最後には全員による様々な鳴り物を大音響でならしての乱舞へと、濃密に切れ目なく、40分のライブが続きました。



しばしの休憩をはさみ、会場は一転して全ての照明がまばゆく灯され、「シ、ミ、ル共振(トモブレ)~ipyrima~」によるライブが始まりました。まず菊井崇史が、この展覧会のために発刊された本「シ、ミ、ル共振(トモブレ)~ipyrima~」の中からの詩の一篇を、会場をめぐりながら朗読。ここに、川戸郷史による三弦琉球民謡が加わり、詩と音楽による多重な空間がつくり上げられます。

この空間に対して山田有浩は、初めは一歩引いた距離を保ちながら、その後、ゆるやかながら徐々に、身体の動きをこの場に溶け込ませていきます。そこに他の二人が応じます。琉球民謡が次々と重ねて謡われ、菊井と山田は会場で時折交錯し、さらに3人のことばと音、身体によってギャラリーの白い空間がかすかに震え続けるような、不思議な感覚を得た40分でした。


「THE LIBRARY in KYOTO」オープニング・トークが行われました
3月17日(日)、「THE LIBRARY in KYOTO」に開幕に合わせて、カリグラフィーなど文字による作品を中心に制作・発表を続けている清水裕子さん、さまざまなかたちでブック・アート作品を発表している松永亨子さん、手づくりの絵本や雑貨の制作、絵本制作の指導を活動の中心にしている村上浩子さんによって、オープニング・トーク「手で本をつくること」が行われました。
参加者は、出品作家を含めて20名ちょっと。まずは、手書きの文字による創作「Letter Arts」を展開している清水さんに活動の内容を簡単にお話しいただくことからトークが始まりました。さらに、最近開催された清水さんと松永さんによる展覧会の様子が具体的に話されることで、松永さんの活動に触れつつ、展示空間の中での清水さんの作品の存在が具体的に会場に伝わっていきます。
続いて、話題は村上さんの活動へ。手作りの絵本を制作されるようになったきっかけや、多くの方に絵本の制作を指導されるようになった経緯、表紙を開き、ページをめくっていくことで物語の世界が広がっていく絵本の世界の楽しさなどが語られました。ここを入口に、松永さんには製本をベースにした活動をもとに、清水さんは手で文字を創っていくことをもとにお話しいただき、メインテーマの「手で本をつくること」へとトークが進んでいきます。この中で話し合われたのは、本のさまざま要素の中から、どんな部分をそれぞれの方が大切だと考えて残しながら、コンセプトを重視して本のかたちから離れる、あるいは本のかたちにこだわってりつつ、自由な発想を込めて作品をかたちづくっていくかということでした。
40分ほどの3人のトークに続いて、来場者で、かつて松永さんに製本の指導をされた造本作家の山崎曜さんに、本というかたちへのこだわり、手で本をつくること、そこから創られる作品についてお話しを伺い、オープニング・トークが終了しました。

関東から来られた方たちも含めて20名ちょっとが参加されました

左から清水さん、松永さん、村上さん

参加者の方たち

「手で本をつくること」について話題が深まっていきました

トークの最後に、東京から来られた造本作家の山崎曜さんにお話しを伺いました

トーク終了後、ほっとした表情の清水さん、松永さん、村上さん
参加者は、出品作家を含めて20名ちょっと。まずは、手書きの文字による創作「Letter Arts」を展開している清水さんに活動の内容を簡単にお話しいただくことからトークが始まりました。さらに、最近開催された清水さんと松永さんによる展覧会の様子が具体的に話されることで、松永さんの活動に触れつつ、展示空間の中での清水さんの作品の存在が具体的に会場に伝わっていきます。
続いて、話題は村上さんの活動へ。手作りの絵本を制作されるようになったきっかけや、多くの方に絵本の制作を指導されるようになった経緯、表紙を開き、ページをめくっていくことで物語の世界が広がっていく絵本の世界の楽しさなどが語られました。ここを入口に、松永さんには製本をベースにした活動をもとに、清水さんは手で文字を創っていくことをもとにお話しいただき、メインテーマの「手で本をつくること」へとトークが進んでいきます。この中で話し合われたのは、本のさまざま要素の中から、どんな部分をそれぞれの方が大切だと考えて残しながら、コンセプトを重視して本のかたちから離れる、あるいは本のかたちにこだわってりつつ、自由な発想を込めて作品をかたちづくっていくかということでした。
40分ほどの3人のトークに続いて、来場者で、かつて松永さんに製本の指導をされた造本作家の山崎曜さんに、本というかたちへのこだわり、手で本をつくること、そこから創られる作品についてお話しを伺い、オープニング・トークが終了しました。

関東から来られた方たちも含めて20名ちょっとが参加されました

左から清水さん、松永さん、村上さん

参加者の方たち

「手で本をつくること」について話題が深まっていきました

トークの最後に、東京から来られた造本作家の山崎曜さんにお話しを伺いました

トーク終了後、ほっとした表情の清水さん、松永さん、村上さん
「THE LIBRARY in KYOTO」いよいよ本日開幕です
「THE LIBRARY in KYOTO」がいよいよ本日開幕です。昨日16日は、東京から来られた方も含めて多数の参加者の方たちにお手伝いいただき展示台を設営し、直接持ち込みの方の作品受付・撮影、さらに作品の設置を行いました。お手伝いいただいた方には心より感謝いたします。

展示台の設営中



展示が終わった瞬間の写真です
本日は、カリグラフィーなど文字による作品を中心に制作・発表を続けている清水裕子さん、さまざまなかたちでブック・アート作品を発表している松永亨子さん、手づくりの絵本や雑貨の制作、絵本制作の指導を活動の中心にしている村上浩子さんによって、オープニング・トーク「手で本をつくること」が19時より行われます。ぜひご参加ください。トークの様子は今晩ご報告します。

展示台の設営中



展示が終わった瞬間の写真です
本日は、カリグラフィーなど文字による作品を中心に制作・発表を続けている清水裕子さん、さまざまなかたちでブック・アート作品を発表している松永亨子さん、手づくりの絵本や雑貨の制作、絵本制作の指導を活動の中心にしている村上浩子さんによって、オープニング・トーク「手で本をつくること」が19時より行われます。ぜひご参加ください。トークの様子は今晩ご報告します。
「THE LIBRARY in KYOTO」3月20日(金)のイベント(第2部)の詳細をお知らせします
「THE LIBRARY in KYOTO」会期中の3月20日(金)に行われる音楽イベント(第2部)「シ、ミ、ル共振(トモブレ) ~ipyrima~」の詳細をお知らせします。
「シ、ミ、ル共振(トモブレ) ~ipyrima~」(川戸郷史、菊井崇史、山田有浩)
3月20日(金)20:45〜
MEDIA SHOP gallery・「THE LIBRARY in KYOTO」会場
料金:無料(投げ銭制)
音楽の川戸郷史、舞踏の山田有浩、詩の菊井崇史によるイベント『シ、ミ、ル 共振 ipyrima』は、即興で音、舞、詩を生み出しうる場をつくる試みです。表現媒体の異なる三人が、それぞれの位置を示しながら、共にふれあう場を生成すること。音楽と身体と言葉が、互いに影響をあたえあいながら、刻々と新たな息吹の生まれる場をつくることです。本展覧会のために三人でつくる同タイトルの書物が、空間としてひらくことの試みをお届けします。
川戸郷史 三線片手に沖縄・奄美・二風谷・アイルランドと周縁を巡る。バンドsyunrai.のボーカルと作詞作曲を担当。東京、横浜を中心にライブ活動を続ける。2014年8月「「THE LIBRARY 2014」(Toki Art space」にて、現代音楽家、木村裕氏とライブを行う。

菊井崇史 1983年、大阪府生まれ。詩、評論、写真を発表。

山田有浩 舞踏家。1983年鹿児島生まれ。’00年代後半より打楽器、金属器、水、石、テープレコーダー等を携えた即興演奏を展開、’10年の第一回原始感覚美術祭にて身体表現のようなものが出てきた後、’11年より農業の傍ら滝の前で独自に舞いと滝行を始める。’12年より舞踏に接近、室伏鴻、岩名雅記、正朔に師事。室伏鴻『墓場で踊られる熱狂的なダンス』(’14)、『痙攣的』('13)、芥正彦『Hel-Gabal』('13)、Dance Medium『帰ル』('14)、ウィーンとコロンビアにて国際ダンス・フェスティヴァル出演('14)、雪の残る鳩ノ巣渓谷で午前五時開演のソロ等行ってきた他、出羽三山にて修験道、早池峰神楽のリサーチも行っている。現在、月例即興ソロ公演を多摩川沿いの蔵で行う。

「シ、ミ、ル共振(トモブレ) ~ipyrima~」(川戸郷史、菊井崇史、山田有浩)
3月20日(金)20:45〜
MEDIA SHOP gallery・「THE LIBRARY in KYOTO」会場
料金:無料(投げ銭制)
音楽の川戸郷史、舞踏の山田有浩、詩の菊井崇史によるイベント『シ、ミ、ル 共振 ipyrima』は、即興で音、舞、詩を生み出しうる場をつくる試みです。表現媒体の異なる三人が、それぞれの位置を示しながら、共にふれあう場を生成すること。音楽と身体と言葉が、互いに影響をあたえあいながら、刻々と新たな息吹の生まれる場をつくることです。本展覧会のために三人でつくる同タイトルの書物が、空間としてひらくことの試みをお届けします。
川戸郷史 三線片手に沖縄・奄美・二風谷・アイルランドと周縁を巡る。バンドsyunrai.のボーカルと作詞作曲を担当。東京、横浜を中心にライブ活動を続ける。2014年8月「「THE LIBRARY 2014」(Toki Art space」にて、現代音楽家、木村裕氏とライブを行う。

菊井崇史 1983年、大阪府生まれ。詩、評論、写真を発表。

山田有浩 舞踏家。1983年鹿児島生まれ。’00年代後半より打楽器、金属器、水、石、テープレコーダー等を携えた即興演奏を展開、’10年の第一回原始感覚美術祭にて身体表現のようなものが出てきた後、’11年より農業の傍ら滝の前で独自に舞いと滝行を始める。’12年より舞踏に接近、室伏鴻、岩名雅記、正朔に師事。室伏鴻『墓場で踊られる熱狂的なダンス』(’14)、『痙攣的』('13)、芥正彦『Hel-Gabal』('13)、Dance Medium『帰ル』('14)、ウィーンとコロンビアにて国際ダンス・フェスティヴァル出演('14)、雪の残る鳩ノ巣渓谷で午前五時開演のソロ等行ってきた他、出羽三山にて修験道、早池峰神楽のリサーチも行っている。現在、月例即興ソロ公演を多摩川沿いの蔵で行う。
